花丸「私の天使」
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13:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 21:14:29.37 ID:qe4+sBJv0
「ねぇ、おばあちゃん。」

「なんだい?」

継ぎ接ぎだらけのブランケットを被りながら、食事の支度をする自分の祖母に声をかける。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 21:15:05.86 ID:qe4+sBJv0
しばらくの間、ヨハネとの夢のような遭遇は花丸の心の中で残っていた。

けれども、少しずつ降り積もる日常はヨハネとの出会いの上にうっすらと覆い被さる。

夏、秋と季節は過ぎていく。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 21:15:35.41 ID:qe4+sBJv0





以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 21:16:14.93 ID:qe4+sBJv0
「いってきまーす!!」

「花丸!帽子被っていきなさい!」

叫びすぎて思わず咳き込む祖母から薄汚れた白い帽子を受け取るや否や、花丸は子供たちの喧騒の方に駆けだしていく。
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 21:16:52.19 ID:qe4+sBJv0
「五月蠅い……」

苛々とヨハネは顔の前を飛翔する羽虫を黒い翼で振り払う。

「ああ、もう……」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 21:17:36.13 ID:qe4+sBJv0
「待https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1594555549/ってー!!」

ビクッとして思わずヨハネは自分の寝床である大樹に身を隠す。

(今のは近かった……!)
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 21:18:30.97 ID:qe4+sBJv0
>>18

間違えたので、ここ読まないでください。
次の投下が17の続きです。


20:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 21:19:11.09 ID:qe4+sBJv0
「待ってー!!」

ビクッとして思わずヨハネは自分の寝床である大樹に身を隠す。

(今のは近かった……!)
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 21:20:03.13 ID:qe4+sBJv0
おそらく、自分の中で過去最大の失態になるだろうな、と思いつつ、確実にヨハネの中でじわじわと焦りが蓄積していく。

(完全にやってしまったやつね、これ。)

一周回ってむしろ冷静になった頭でそんなことを考える。
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 21:20:38.69 ID:qe4+sBJv0
「ハネ……」

「……ネおねえちゃ……」

薄く光が刺す方向から声が聴こえてくる。
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 21:21:30.60 ID:qe4+sBJv0
「別にいいわよ。今度から無くさないようにしなさいよ。」

顔が赤いところを気取られたくないのか、ヨハネはぷいっと顔を背ける。

「ねぇねぇヨハネお姉ちゃん、せっかくだから遊ぼうよ!」
以下略 AAS



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