14:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 21:15:05.86 ID:qe4+sBJv0
しばらくの間、ヨハネとの夢のような遭遇は花丸の心の中で残っていた。
けれども、少しずつ降り積もる日常はヨハネとの出会いの上にうっすらと覆い被さる。
夏、秋と季節は過ぎていく。
山にうっすらと雪が積もる頃には、振り返っても木漏れ日しかなかった場所をぽつねんと眺めることもしなくなっていた。
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