モードレッド「んじゃ、ちょっと席を外すぜ」獅子刧「うんこか?」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:13:58.59 ID:CfbKDyMAO
「もういい! マスターなんか嫌いだ!!」
「……そうか」
「うっ……なんて顔してんだよ、マスター」
嫌いと告げると、あからさまに落ち込んだ獅子刧を見て、モードレッドはオロオロした。
以下略
AAS
9
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:15:44.61 ID:CfbKDyMAO
「では、続きを話そう。心して聞け」
「へいへい。手短にな」
「そんな風に興味なさげにしてると、俺はまた面倒臭いおやじになるぞ?」
「わかったよ畜生め! 心して聞いてやる!」
以下略
AAS
10
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:19:36.09 ID:CfbKDyMAO
「オレに父上の偶像に甘じろと?」
「そうは言わない。お前さんはお前さんだ」
ギロリと睨めつけると、獅子刧はやはり白々しい言葉でモードレッドを宥めた。
以下略
AAS
11
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:22:27.69 ID:CfbKDyMAO
「それで、だ」
「勿体振んなよ、マスター」
「ああ、結論から言おう」
胸ぐらを掴まれながら、結論を告げる。
以下略
AAS
12
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:25:43.58 ID:CfbKDyMAO
「まあ、ひとまず俺の話を聞け、セイバー」
「まだなんかあるのかよ」
これで終わりとばかりに切って捨てたモードレッドであったが獅子刧は説得を諦めない。
以下略
AAS
13
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:28:45.06 ID:CfbKDyMAO
「では、早速」
二礼二拍手一礼。
パンパンと柏手を打ち鳴らし、拝礼する。
そんな獅子刧に苦笑しつつ女神は仰った。
以下略
AAS
14
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:31:10.79 ID:CfbKDyMAO
「こんな感じか?」
「んっ……ま、まあまあだな」
「よし。この調子で頑張る」
「よ、良きに計らへ……ひぅっ」
以下略
AAS
15
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:33:55.42 ID:CfbKDyMAO
「悪い悪い。よもや生娘とは……」
「き、きき、生娘じゃねぇし!? ていうか、オレを女扱いすんじゃねぇ!!」
「じゃあ、童貞と言えばいいのか?」
「あ?」
「すまん。ほんとごめん。許してくれ」
以下略
AAS
16
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:36:56.65 ID:CfbKDyMAO
「んじゃ、ちょっと席を外すぜ」
「うんこか?」
離席を告げるサーヴァントに何気なく尋ねる獅子刧。すると、彼女は静かに席に戻った。
以下略
AAS
17
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:39:26.12 ID:CfbKDyMAO
「よーし、いい度胸だ。表に出な」
「トイレに行くのか?」
「ちげぇよ!? 決闘だッ!!」
「血だの糖だの出るのは感心しないな」
「血糖値なんかどうでもいいんだよ!?」
以下略
AAS
18
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:41:40.88 ID:CfbKDyMAO
「言い訳はそれで終わりか?」
「なっ!?」
「ひとつ聞くが、セイバー。アーサー王は円卓で話し合っている最中に糞がしたくなって離席したことは一度でもあったのか?」
「そ、それは……」
以下略
AAS
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