モードレッド「んじゃ、ちょっと席を外すぜ」獅子刧「うんこか?」
1- 20
17:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/21(日) 21:39:26.12 ID:CfbKDyMAO
「よーし、いい度胸だ。表に出な」
「トイレに行くのか?」
「ちげぇよ!? 決闘だッ!!」
「血だの糖だの出るのは感心しないな」
「血糖値なんかどうでもいいんだよ!?」

怒り心頭なサーヴァントの怒気を受けても獅子刧はどこ吹く風で、含み嗤いを浮かべる。

「どうした、セイバー。顔色が悪いぞ」
「チッ。もういい。マスターなんか知らん」

とうとう拗ねて出て行こうとするセイバーに、マスターは禁句を口にした。

「そんなだからお前さんはアーサー王を越えられないと、どうして気づかない?」
「あん? いま、なんつった?」
「凄んでも無駄だ。事実だからな」

目が据わったモードレッドは迫力満点であるが額には冷や汗が滲んでおり怖くなかった。

「オレに父上は越えられないって?」
「ああ。無理だろうな。糞に負けるようじゃ、どんだけ策を練ろうとも越えられない」
「んなこと言っても、仕方ねぇだろ!?」
「それはどういう意味だ?」
「誰だって糞はする! オレにだって糞をする権利はある! だからそれを茶化すなよ!!」

珍しく正論をぶつけるモードレッド。
普段のハチャメチャな彼女からは考えられないほどにまともな発言である。だがしかし。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
27Res/32.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice