モードレッド「んじゃ、ちょっと席を外すぜ」獅子刧「うんこか?」
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10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/21(日) 21:19:36.09 ID:CfbKDyMAO
「オレに父上の偶像に甘じろと?」
「そうは言わない。お前さんはお前さんだ」

ギロリと睨めつけると、獅子刧はやはり白々しい言葉でモードレッドを宥めた。

「だが現に、オレは父上を模して作られた」
「そうらしいな。しかし、お前さんとアーサー王には決定的に違う部分がある」

ここまでくればこの男が言わんとしていることがモードレッドにだってわかる。

「それが、この下乳とはみケツってわけか」

片手で自らの下乳を支えて、もう片方の手ではみケツを摘むモードレッドはエロかった。

「こら、やめろ。はしたない」
「ケッ。オレを女扱いすんじゃねぇよ」

あまりにエロティックであったので嗜めると、モードレッドは反抗的な態度でその諫言を突っぱねた。いやはや困ったものである。

「ちなみにその服を選んだ理由はなんだ?」
「え? 動きやすいし、似合ってんだろ?」
「たしかに動きやすそうだが、女物だぞ」
「男物の服なんざ着れっかよ」
「可愛くないからか?」
「そうだ」

これである。
たしかにかわいいが、それはおかしい。
女扱いするな。しかし、可愛くありたい。
ナチュラルに矛盾を孕んだ発言である。

「セイバー」
「なんだよ」
「お前さんはやっぱりかわいいな」
「ざ、ざけんな! 騎士を侮辱すんのか!?」
「悪い悪い。よく見たらかなりのブスだ」
「あ?」
「すまん。ほんとごめん。許してくれ」

胸ぐらを掴まれて死ぬかと思った。激おこ。
結果論だが、どちらかと言えばかわいいと言われたほうが良いらしいと獅子刧は学んだ。


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