モードレッド「んじゃ、ちょっと席を外すぜ」獅子刧「うんこか?」
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:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:25:43.58 ID:CfbKDyMAO
「まあ、ひとまず俺の話を聞け、セイバー」
「まだなんかあるのかよ」
これで終わりとばかりに切って捨てたモードレッドであったが獅子刧は説得を諦めない。
以下略
AAS
13
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:28:45.06 ID:CfbKDyMAO
「では、早速」
二礼二拍手一礼。
パンパンと柏手を打ち鳴らし、拝礼する。
そんな獅子刧に苦笑しつつ女神は仰った。
以下略
AAS
14
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:31:10.79 ID:CfbKDyMAO
「こんな感じか?」
「んっ……ま、まあまあだな」
「よし。この調子で頑張る」
「よ、良きに計らへ……ひぅっ」
以下略
AAS
15
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:33:55.42 ID:CfbKDyMAO
「悪い悪い。よもや生娘とは……」
「き、きき、生娘じゃねぇし!? ていうか、オレを女扱いすんじゃねぇ!!」
「じゃあ、童貞と言えばいいのか?」
「あ?」
「すまん。ほんとごめん。許してくれ」
以下略
AAS
16
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:36:56.65 ID:CfbKDyMAO
「んじゃ、ちょっと席を外すぜ」
「うんこか?」
離席を告げるサーヴァントに何気なく尋ねる獅子刧。すると、彼女は静かに席に戻った。
以下略
AAS
17
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:39:26.12 ID:CfbKDyMAO
「よーし、いい度胸だ。表に出な」
「トイレに行くのか?」
「ちげぇよ!? 決闘だッ!!」
「血だの糖だの出るのは感心しないな」
「血糖値なんかどうでもいいんだよ!?」
以下略
AAS
18
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:41:40.88 ID:CfbKDyMAO
「言い訳はそれで終わりか?」
「なっ!?」
「ひとつ聞くが、セイバー。アーサー王は円卓で話し合っている最中に糞がしたくなって離席したことは一度でもあったのか?」
「そ、それは……」
以下略
AAS
19
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:43:43.11 ID:CfbKDyMAO
「泣くな、セイバー」
「オ、オレは、泣いてなんか……ううっ」
ポタリと手の甲に雫が落ちる。
モードレッドの美しい瞳の潤み。
以下略
AAS
20
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:46:01.42 ID:CfbKDyMAO
「セイバー」
大きな親指で涙を拭い獅子刧が王道を示す。
「お前さんは人間の王を目指せ」
以下略
AAS
21
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:48:35.32 ID:CfbKDyMAO
「わかった! オレは、やってやる!!」
切実な獅子刧の嘆願に彼女は応えてくれた。
「今より、オレは王として、糞をする!」
以下略
AAS
22
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/06/21(日) 21:50:02.15 ID:CfbKDyMAO
「じゃあ、俺は地面になるから……」
「えっ?」
「お前さんは思う存分、垂れ流してくれ」
当たり前のように横たわるマスター。
以下略
AAS
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