1: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:13:50.10 ID:GoWeZr8Q0
あらすじ
二度寝をしたら、黛冬優子をプロデュースすることになりました。
注
シャイニーカラーズのアイドルが出るシンデレラガールズSSです。
冬優子W.I.N.G.未プレイで読むのは非推奨。
それでは、投下していきます。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:14:45.25 ID:GoWeZr8Q0
1 ハァトフル・フェアリイテイル・その1
283プロダクションに入社して数ヶ月。
この小さな芸能プロダクションの良いところは、出社時間に厳しくないこと。
3: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:15:19.80 ID:GoWeZr8Q0
2 ハァトフル・フェアリイテイル・その2
社長「おはよう、お前を待っていたぞ」
こう言われたが、遅刻ではなさそうだ。
4: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:16:07.64 ID:GoWeZr8Q0
3 ハァトフル・フェアリイテイル・その3
『スカウトしてこい』とは、予想外でした。
色々と回ってみましたけど……あまりピンと来る方はいらっしゃいませんね。
5: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:16:43.32 ID:GoWeZr8Q0
冬優子「……本当に、ふゆがアイドルになれると思いますか?」
冬優子「アイドルって、とっても魅力的な女の子だけがなれる。きっと、そんな特別な存在だって思うんです」
冬優子「可愛くて、かっこよくて、キラキラしてて……」
6: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:17:26.85 ID:GoWeZr8Q0
4 サンライズ・その1
P「掃除をしたはずなのに、何か落ちて……これは、冬優子のケータイのストラップですか?」
冬優子「あっ、ありがとうございます!金具が壊れちゃったみたいですね……」
7: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:18:36.03 ID:GoWeZr8Q0
5 ワンダフル『ドリィミィ』デイズ
冬優子「わぁ、この写真も素敵……なんだが、ふゆじゃないみたい!」
冬優子はどの現場でもスタッフに好印象です。
8: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:19:14.61 ID:GoWeZr8Q0
冬優子「えへへっ、どれも楽しくって、と〜っても迷っちゃいます♪」
冬優子「そうだ、プロデューサーさん。ふゆからも質問して、大丈夫ですか?」
P「構いません。どうぞ」
9: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:19:52.75 ID:GoWeZr8Q0
5 オーディション合格1
P「冬優子、合格おめでとうございます」
冬優子「プロデューサーさんっ、ふゆのこと、見てくれましたか!?」
10: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:20:32.22 ID:GoWeZr8Q0
6 セクション1(クリア)
P「冬優子、『W.I.N.G.』一次審査通過です」
冬優子「ほ、本当ですか!?わあっ……」
11: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:21:26.57 ID:GoWeZr8Q0
7 サンライズ・その3
冬優子「あの、プロデューサーさんっ!プロデューサーさんに食べてほしくって、作りました!」
P「冬優子、どうされましたか?これは、スコーンですか」
12: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:22:13.86 ID:GoWeZr8Q0
8 脚本通りの茶番劇・その1
P「冬優子、今よいでしょうか」
冬優子「もう、冬優子じゃなくて『ふゆ』ですよ♪なんですか?プロデューサーさんっ」
13: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:22:50.10 ID:GoWeZr8Q0
9 脚本通りの茶番劇・その2
冬優子「こう、ですかっ?」
カメラマン「もっと自然に笑って。今のままじゃ固すぎるよ」
14: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:23:36.82 ID:GoWeZr8Q0
10 脚本通りの茶番劇・その3
冬優子「……」
P「冬優子、OKは出たのですから落ち込むことはありません。経験の浅く不慣れな時は、力みや緊張は抜けません。慣れていきましょう」
15: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:24:06.16 ID:GoWeZr8Q0
冬優子「ほら、あんたも、ふゆに幻滅したでしょ?」
幻滅はしている。今の私が考えていることを、汲み取れない冬優子に。
何も気づいていないとでも思っているのか。私は冬優子のプロデューサーなのに。
16: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:24:37.82 ID:GoWeZr8Q0
11 セクション2(クリア)
冬優子が『W.I.N.G.』の二次審査を通過した連絡が来ました。
しかし、冬優子は事務所に来てくれない。
17: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:25:30.56 ID:GoWeZr8Q0
12 諦めたくないものはたったひとつ
今日は冬優子との打ち合わせですが……連絡は相変わらずありません。
無理にやらせてもよいことはありません。アイドルとは別の道に進むのであれば、そのためのアドバイスも考えましょう。どんな道でも、不幸にはなっては欲しくない。
18: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:25:57.66 ID:GoWeZr8Q0
冬優子は、凄いなと思う。臆病な私とは違う。もしも……私が同じように踏み出そうとしたのなら。あの人に、打ち明けていたら。そんな時に欲しい言葉は……受け止めることを示す言葉。
P「おかえりなさい」
冬優子「!……あ……」
19: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:26:31.73 ID:GoWeZr8Q0
13 オーディション不合格2
冬優子「……ねぇ、今日のふゆ、何がダメだったの」
P「冬優子は良かったですよ。しかし、相手がいるものですから理想通りにはいきません」
20: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:27:07.81 ID:GoWeZr8Q0
14 セクション3(クリア)
P「冬優子、待ってくれていたのですか」
冬優子「……まあね」
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