5: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:16:43.32 ID:GoWeZr8Q0
冬優子「……本当に、ふゆがアイドルになれると思いますか?」
冬優子「アイドルって、とっても魅力的な女の子だけがなれる。きっと、そんな特別な存在だって思うんです」
冬優子「可愛くて、かっこよくて、キラキラしてて……」
冬優子「……ふゆとは正反対の女の子ばかり」
彼女が何を想定しているかわかりませんが、正反対とはどういう意味でしょう。
冬優子「……ふゆが、そんな女の子に……そんなアイドルに、なれると思いますか?」
P「なれます。なって、ください」
冬優子「……!」
冬優子「……だったら」
冬優子「ふゆ、アイドルやってみたいです!」
P「本当、ですか?」
冬優子「はい!ふゆは、黛冬優子って言います。『ふゆ』って呼んでください」
まゆずみふゆこ。彼女らしい響きの名前。私と同じで冬の生まれなのでしょうか。
冬優子「プロデューサーさん。これからふゆのこと、よろしくお願いしますっ」
笑顔が可愛い方だ。だけれど……あの眼は……。
冬優子「あの……プロデューサーさん?」
P「いえ……なんでもありません。これから、一緒に頑張りましょう」
冬優子「はい、期待に応えられるよう精いっぱい頑張ります♪」
きっと大丈夫だ。彼女となら……私だって変われる。
ひとまず、安心しました。
いきなり『スカウトしてこい』は無茶だろう……見つかってよかった。
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