16: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:21:07.67 ID:NBL3UyTw0
獣道を歩きぬけ、蔦やら枝やらをマチェットで切り払いながら凡そ三十分の道のり
普段鍛えてるだけあって、二人は軽く息切れする程度で遅れず着いてきている
( T)「ご到着っと」
17: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:22:42.69 ID:NBL3UyTw0
( T)「あ、あと秋月これ」
秋月「はい?これは……」
熊野「スリングショットですわね」
18: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:23:35.15 ID:NBL3UyTw0
熊野「ひぃ!!」
秋月「いやっ!!」
19: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:25:22.49 ID:NBL3UyTw0
秋月「ん……はっ、し、司令?秋月、一体……?」
( T)「ヤマノケに憑りつかれただけだ。もうぶっ殺したから大丈夫だ」
熊野「……それって洒落怖の怪談かしら?」
20: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:27:19.87 ID:NBL3UyTw0
熊野「あら……提督、鳥居が」
( T)「ああ」
21: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:28:15.14 ID:NBL3UyTw0
秋月「え……エッチな広告でよく見る妖怪ですか……?」
( T)「そう……え?いや、広k……え?」
熊野「殿方ってのは節操がありませんわね……」
22: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:29:50.27 ID:NBL3UyTw0
一歩、二歩、三歩目で跳躍
〖 ひぃぃ!!! 〗
23: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:30:49.56 ID:NBL3UyTw0
―――――
―――
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24: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:31:36.84 ID:NBL3UyTw0
熊野「大よその察しはつきますが、あの鳥居以外でもこの場所へ迷い込む方法がありまして?」
( T)「うん。今のとこ確実に入れるのがあの鳥居で、それ以外は天文学レベルの確率で乗り物や扉……後は夢の中とかかな」
秋月「今夜は安心して眠れなくなりました……」
25: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:33:21.36 ID:NBL3UyTw0
熊野の見る先には、白く細長い物体が奇怪な踊りを披露している
視神経を通って脳に直接触手をぶち込まれたかのような不快感と浮遊感が襲ってきた
( T)「……」
26: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:34:11.44 ID:NBL3UyTw0
( T)「やれやれ……」
<しれー!!ご無事ですかー!!
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