24: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 17:53:30.33 ID:Sjljkzyd0
亜里沙「そっか、まぁとりあえずご飯出来てるからいこう?」
絵里「ええ、そうね」
絵里(亜里沙は可愛いし、千歌は元気をくれるし、真姫はいい相談相手になってくれたりで充実してるところはたくさんあるけどやっぱり明日という日は憂鬱で仕方がない)
25: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 17:55:29.52 ID:Sjljkzyd0
「ふふふっ人間のクセに生意気だね♪あなた」
絵里「なにあれ…」
絵里(見えるのは私と同じ女子高校くらいの女の子がスーツを着た中年男性の顔を踏み潰してるところ、どういう経緯でああなったのかは分からないけど傍から見て普通ではなかった)
26: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 17:58:10.83 ID:Sjljkzyd0
タッタッタッ!
絵里「はぁっ!」
絵里(接近するスピードはおそらく最速、姿勢を低くして彼女のお腹に掌底を打ち込もうとした)
27: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 18:02:11.16 ID:Sjljkzyd0
「…それでどうする?まだやる?お腹痛かったら帰ってもいいよ?」
絵里「…いいや、やりましょうか」
絵里「負けたままじゃ終われないからね」
28: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 18:04:43.56 ID:Sjljkzyd0
「ふっ…照準型には今見えてる光景の意味が分からないだろうねっ!」
29: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 18:08:44.77 ID:Sjljkzyd0
絵里「果南、こいつは…」
果南「南ことり、識別番号はA-82のかなり初期に造られた戦闘型アンドロイドだね」
絵里「初期型…!」
30: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 18:11:22.18 ID:Sjljkzyd0
ことり「ちっ…こんな時に…!」
果南「絵里!今のうちに逃げよう!」
絵里「言われなくても!」
31: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 18:14:50.75 ID:Sjljkzyd0
絵里「いや、果南が残るなら私も残るわ。あいつに恨みはないけど私だけ逃げるなんてそんなのやだわ」
果南「ダメ」
絵里「いや私もダ」
32: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 18:16:53.01 ID:Sjljkzyd0
「ねえ、起きてる?」
33: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 18:18:41.47 ID:Sjljkzyd0
「今あなたは意識を失ってる状態にある、だからあなたは私と会話が出来るの」
絵里「ちょっと待って、なんで私の状態が分かるの?」
「それは私があなただからよ、システムの異常であなたのデータにいる私と考えて」
34: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 18:20:20.46 ID:Sjljkzyd0
絵里「…!なんか視界が段々明るくなってる…?」
えりち「意識が戻ってるのよ、絵里の状態も異常から正常に戻ってる。だからここで私とは一時のお別れね、次いつ逢うのかは分からないけど」
絵里「そう…よく分からないけどありがとう」
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