絵里「例え偽物だとしても」
1- 20
33: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 18:18:41.47 ID:Sjljkzyd0
「今あなたは意識を失ってる状態にある、だからあなたは私と会話が出来るの」

絵里「ちょっと待って、なんで私の状態が分かるの?」

「それは私があなただからよ、システムの異常であなたのデータにいる私と考えて」

絵里「えぇ…」


えりち「…後、あなたも私もいっちゃえば絵里だし私はえりちってことでどう?」


絵里「え、えりち?」

えりち「ええ、可愛い名前でしょ?これで私とあなたの差別化が出来るじゃない」フフフッ

絵里「そ、そうね…」

絵里(もし仮にこの相手が私だとしたら、“えりち”ってネーミングセンスには絶望しそうになる。私ってこんな人なのかしら…)

絵里「それでそんな私が何の用?」

えりち「別に用はないわよ、というかさっき私という自分がいることに気付いたんだから用もへちまもないわよ」

絵里「…そうね」

えりち「とりあえずあなたの中に私がいるってこと、覚えておいてね。またあなたが意識を失った時は多分逢うと思う」

絵里「……気持ち悪い」

えりち「やめてよ、相手は私なのよ?」

絵里「相手が私だからこそよ…」

絵里(絵里、という私はこういう人物なのかと少し考えさせられた。しかし相手が私でも私ではない――何を言ってるのか分からないと思うけど言ってることは間違ってないはず)

絵里(まぁ、何はともあれこの相手の事が理解出来たとしても“えりち”っていうネーミングセンスだけは納得いかない)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
969Res/859.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice