エミリーが忘れた日
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56: ◆AsngP.wJbI[saga]
2019/06/10(月) 22:43:26.53 ID:9pdDfgPfo
 
冷静に、頭の中で少しずつ、先生の話をエミリーに置き換えてみる。

「もう少し正確に言うと──彼女が発症以前に語っていた、音楽を始めたきっかけの記憶。
 音楽を通して感動した記憶。 音楽を続けていて良かったと思う記憶。 
以下略 AAS



57: ◆AsngP.wJbI[saga]
2019/06/10(月) 22:44:14.69 ID:9pdDfgPfo
 
「……ここまでくると、もはや推測でしかありませんが」

先生が俺のほうを見て言った。

以下略 AAS



58: ◆AsngP.wJbI[saga]
2019/06/10(月) 22:45:01.86 ID:9pdDfgPfo
 
「……ごめん」

深呼吸をして頭を一旦落ち着かせてから、先生に問い直す。

以下略 AAS



59: ◆AsngP.wJbI[saga]
2019/06/10(月) 22:47:39.82 ID:9pdDfgPfo
 


「……一応、心当たりはあるんだ。 分かるよな」

以下略 AAS



60: ◆AsngP.wJbI[saga]
2019/06/10(月) 22:49:00.06 ID:9pdDfgPfo
 
「──大和撫子に憧れていなかったら、日本でアイドルになんてならなかったかも知れない」
「……ちょっと、それ」


以下略 AAS



61: ◆AsngP.wJbI[saga]
2019/06/10(月) 22:49:40.89 ID:9pdDfgPfo
 
ビル前の路地に強引に車を停め、そのまま二人して二階の事務所玄関へと駆け上がり、飛び込むようにドアを開けた。

「エミリー! エミリー!! ちょっと待って!!」

以下略 AAS



62: ◆AsngP.wJbI[saga]
2019/06/10(月) 22:50:32.17 ID:9pdDfgPfo
 


「エミリーのお父様、何て?」
「……だめだ。 いくら説得しようとしても取り合ってくれなかった」
以下略 AAS



63: ◆AsngP.wJbI[saga]
2019/06/10(月) 22:51:55.02 ID:9pdDfgPfo
 
結局のところ、エミリーは頭を打って記憶喪失になってしまったのだ。

ただし彼女が失ったのはほんの一部の特定の記憶──つまり日本語の言語知識だった。
これについて、俺たちはエミリーが幼い頃に使っていた昔の教材を用意した。
以下略 AAS



64: ◆AsngP.wJbI[saga]
2019/06/10(月) 22:52:40.95 ID:9pdDfgPfo
 
「確かにエミリーが子供の頃の話を忘れてしまってることは確かなんだ。
 だから思い出させるために何とかやってみる価値はある、ってとこまでは理解してもらった」
「じゃあ、何でそれを試す前に帰らせるのよ?」
「肝心なその子についての情報が全くないから。 どうやってエミリーに思い出させるかのアテが何もないせいだよ」
以下略 AAS



65: ◆AsngP.wJbI[saga]
2019/06/10(月) 22:54:18.32 ID:9pdDfgPfo

 

 
翌日、朝一番で事務所にやってきた伊織は俺を見るなり言った。
以下略 AAS



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