【バンドリ】さあやとサアヤの話
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69:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/25(土) 11:27:33.81 ID:YWfCY9A20

 早朝の学校もまだ眠っているみたいだ。人気のない校門を通り抜け、昇降口に入って自分の教室を目指す。

 朝の光は眩いばかりだけど、それが余計に影の濃さを引き立たせる。こんな朝早くから電灯が灯っているわけないから、廊下の陽の当らない場所には闇が淀んでいた。

以下略 AAS



70:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/25(土) 11:28:52.32 ID:YWfCY9A20


 ――沙綾ちゃん、だよね? 見えてたら嬉しいな。ううん、見えてるよね。絶対に見えてるハズだよね。


以下略 AAS



71:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/25(土) 11:29:31.47 ID:YWfCY9A20

 大切な親友からのメッセージ。嬉しいはずなのに、頼もしいはずなのに……どうして、こんなにも寂しい気持ちが胸の中に生まれるんだろうか。

 けれど、それを悟られないようにしなくちゃ、と沙綾は思う。それから香澄への返事を書こうと、足元に置いたバッグからペンを取り出して、机にペン先を当てる。

以下略 AAS



72:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/25(土) 11:30:00.86 ID:YWfCY9A20



 ――心配してくれてありがとう。こっちも大丈夫。元気だよ。

以下略 AAS



73:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/25(土) 11:31:17.86 ID:YWfCY9A20


 ――心配してくれてありがとう。こっちも大丈夫。元気だよ。


以下略 AAS



74:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/25(土) 11:32:12.17 ID:YWfCY9A20

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 沙綾は悩み続けていた。
以下略 AAS



75:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/25(土) 11:32:44.43 ID:YWfCY9A20

 それでもこちらの世界の沙綾としての日常は続いていくし、机のメッセージも続いていた。


 ――りみちゃんって、なんていうか動物みたいだよね。
以下略 AAS



76:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/25(土) 11:33:34.30 ID:YWfCY9A20



「今日も来ない……か」

以下略 AAS



77:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/25(土) 11:34:26.64 ID:YWfCY9A20

「何か悩んでるんだと思うんだ」

 この前の日曜日、いつものようにアリサの蔵に集まったみんなに、沙綾はそう言った。

以下略 AAS



78:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/25(土) 11:34:59.52 ID:YWfCY9A20

 それから教師の声は聞き流しつつ、沙綾はぼんやりと思索に耽る。

 もしもの話、私がこちらの世界の沙綾だったら。前にも考えたことだ。

以下略 AAS



79:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/25(土) 11:36:01.28 ID:YWfCY9A20

 もしも私が同じ立場になってそう思ったら、眩しさと温かさ、それと大きな罪悪感に板挟みになってしまうだろう。多分だけど、入れ替わった沙綾も、程度の大小はあれどそう思ってしまって苦しんでいるんだ。

 これはまったくの憶測でしかないけれど、私も彼女も山吹沙綾だ。だから、きっと同じなんだ。

以下略 AAS



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