72:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/25(土) 11:30:00.86 ID:YWfCY9A20
◆
――心配してくれてありがとう。こっちも大丈夫。元気だよ。
入れ替わってしまった沙綾からの返事は、そんな短いものだった。
そのことを、定時制の授業が始まる前の校門で、沙綾のことを待っていたカスミから聞かされた。
「沙綾ちゃん……大丈夫って言ってくれたのは安心なんだけど……」
あとに続いた言葉は歯切れが悪くすっきりしないもので、カスミは何かの違和感というか、気持ちのズレというか、そんな類のものを感じていそうだった。
そのカスミとひとつふたつと言葉を交わしてから別れを告げて教室に入った沙綾は、自分の机の上のメッセージを眺める。
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