160: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/07/15(月) 23:29:54.80 ID:Q2Wt/dI60
梨子「へえ〜、それじゃあ次の曲は花丸ちゃんがボーカルの中心なんだ?」
花丸「きっとマルだけ1年生だから気を遣ってくれてるずら…と思います」
161: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/07/15(月) 23:32:59.29 ID:Q2Wt/dI60
練習が終わって、夕焼けの屋上
気合を入れ過ぎたマルは呼吸を整えるのに時間がかかっていました
ドアの前を見ると、梨子さんが鞠莉さんから屋上の鍵を受け取りこちらへ歩いてくる
162: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/07/15(月) 23:34:51.76 ID:Q2Wt/dI60
善子「ほら、これ飲みなさいずら丸」
ルビィ「マルちゃん汗拭いてあげるね」
163: ◆QjbAJuMwBnbV[saga]
2019/07/15(月) 23:37:20.73 ID:Q2Wt/dI60
ま〜だ21のまま水曜までに次を 水曜までが無理だったら土曜までに
164: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/07/17(水) 20:52:16.64 ID:gm5V7cAo0
部室前
先を行く梨子さんがドアを開けて、マルたちを部室の中へ
165: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/07/17(水) 20:55:47.89 ID:gm5V7cAo0
梨子「鞠莉さんこれ、鍵です」
鞠莉「ハイ確かに。…失くしさえしなければ、梨子が持ったままでもいいのよ?失くしさえしなければ、ネ?」
166: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/07/17(水) 20:58:22.45 ID:gm5V7cAo0
善子「さて行きましょうかマリー、放課後の黒ミサへ…くっくっく」
一足先に着替えを終えた善子ちゃんが、いつものポーズで鞠莉さんに言う
167: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/07/17(水) 21:02:05.43 ID:gm5V7cAo0
花丸「……梨子さんこれ…」
マルが拾い上げた髪留めを素早く受け取ると梨子さんは
168: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/07/17(水) 21:09:02.85 ID:gm5V7cAo0
結局この後、四人でお喋りしながら歩いてたら思ったよりも時間が過ぎて
もう遅いからと鞠莉さんからカラオケ中止命令が
ガーン!と両手で頭を抱えて嘆く堕天使だったけど
代わりに延長した四人での下校中も、一番はしゃいでた
169: ◆QjbAJuMwBnbV[saga]
2019/07/17(水) 21:12:01.63 ID:gm5V7cAo0
21おわり 次は日曜か、次の水曜までに
170: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/07/24(水) 22:10:50.03 ID:JzGIH7Dh0
5.5
道端の紫野菊にふと目を引かれる、梅雨も迫ったある日の放課後
私はいつもより不安な気持ちでそのドアを開いた
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