梨子ちゃんとマルの平穏な日々
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162: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/07/15(月) 23:34:51.76 ID:Q2Wt/dI60
善子「ほら、これ飲みなさいずら丸」


ルビィ「マルちゃん汗拭いてあげるね」


スポーツドリンクとふわふわのタオルを差し出す二人に両脇を固められて
マルの部室への道中は至れり尽くせりでした

マルたちの前を歩く梨子さんは振り返ると


梨子「三人はほんとに仲がいいね」


と、なんだか嬉しそうに言います


善子「べっ、別に心配だからとかじゃないんだから!ヨハネのリトルデーモンの魔力を管理するのも堕天使としての―――」


どう聞いても照れ隠しに聴こえるいつもの善子ちゃんの言葉に
示し合わせてもいないのに


梨子・ルビィ・花丸「ほんと、善子ちゃんは良い子だね〜」


自然、三人の声がそろってしまいます


善子「なっ!?…善子ゆーな!ヨ・ハ・ネ!!」


勢いを増す善子ちゃんの照れ隠しを三人で優しく見守りながら
マルたちは部室へ向って歩いていきます


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