梨子ちゃんとマルの平穏な日々
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165: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/07/17(水) 20:55:47.89 ID:gm5V7cAo0
梨子「鞠莉さんこれ、鍵です」


鞠莉「ハイ確かに。…失くしさえしなければ、梨子が持ったままでもいいのよ?失くしさえしなければ、ネ?」


鍵を受け取る鞠莉さんは
なぜか悪戯っぽい笑みを浮かべて梨子さんにウインクをしてみせた
梨子さんが髪留めを忘れて行った事が、やっぱり珍しかったからかな?

マルの位置からだと梨子さんの表情はよく見えなかったけど
「大丈夫です、お返しします」と返事をした梨子さんは微かに笑っている様に見えた


ルビィ「抹茶プリンが一個しか無かったらお姉ちゃんにあげるからね♪」


ダイヤ「ベ、別にそんな変な気を遣わなくても…こら走らないの!」


あっという間に着替え終わったルビィちゃんが
もうダイヤさんの手を引いて部室を出ようとしてる


ダイヤ「ではみなさん、お先に失礼します。帰り道も気をつけて下さいね」


ドアの前で振り返り挨拶をするダイヤさん
その向こうではすっかり上機嫌のルビィちゃんが


ルビィ「マルちゃん善子ちゃんみんなも、また明日ね〜♪」


手を振りながらそう言うとまたダイヤさんを引っ張り部屋を出て行った


善子「ホント仲いい姉妹ね〜かしましいわ〜」


梨子「でも、あの二人が仲良くしてるのを見るとほっこりするよね」


花丸「異論の余地は無いずら」


黒澤姉妹のやり取りに心を暖められながら、マルたちも着替える


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