2: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:02:52.13 ID:fSt5IFCp0
*
3: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:04:54.40 ID:fSt5IFCp0
だが、それを破ったのはラボにいるもうひとりのメンバー、クリスティーナこと牧瀬紅莉栖であった。
4: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:06:04.93 ID:fSt5IFCp0
「――それで? この鳳凰院凶真様の知的な時間を遮ってまで話したいことはなんだ?」
「ほんっとむかつくわねあんた……」
5: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:07:23.46 ID:fSt5IFCp0
「だったら扇風機でも構わないから。とにかく冷房設備を導入しなさい。人間以前に機械がもたない」
6: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:08:54.70 ID:fSt5IFCp0
「まあ、クリスティーナの言うことにも一理ある。ラボメンが熱中症で搬送されてはたまったものではないからな」
7: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:10:18.08 ID:fSt5IFCp0
「ククク――フゥーハハハ!!! よかろう、只今より我がラボのため冷房設備を入手する作戦を開始する! 作戦名は――オペレーション・ゼピュロス!」
「いつもの厨二病ですね、わかります」
8: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:12:55.06 ID:fSt5IFCp0
「まあ、岡部がそう思うならそうなんでしょうけど。結局買うという選択肢はないのね」
そんな俺の一連の行動を見ていた紅莉栖はため息混じりに言葉を吐いた。
メリケン処女らしいオーバーなアクションである。
9: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:14:15.70 ID:fSt5IFCp0
しかし完璧に見抜くその管理手腕、まさに助手に相応しい。中々に板についているではないか。
10: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:15:09.27 ID:fSt5IFCp0
*
11: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:16:26.11 ID:fSt5IFCp0
「勿論ニャ。生き別れた兄が残してくれた唯一の秘宝……これが、教えてくれたのニャン」
そういうつもりで来た訳ではないというのに、ついフェイリスに乗せられて参加してしまった。
44Res/52.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20