9: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:14:15.70 ID:fSt5IFCp0
しかし完璧に見抜くその管理手腕、まさに助手に相応しい。中々に板についているではないか。
「ふむ、ではこれからはラボラトリーテンペランス、略してラボテンの称号を与えようではないか」
「要らんわ。要らんわ! 大事なことなので二回言いました!」
良い役職だと思うのだがな。
「まったく……もう、こんな暑い中無駄話に付き合わせた礼くらいしなさいよ、岡部倫太郎?」
「鳳凰院凶真だっ!」
「いいから、はっ、よっ」
懸命の指摘を無視してぽん、ぽん、と軽く膝をたたく紅莉栖。
その顔はどこか楽しそうである。
仕方ないのでヤカンに二人分の水を入れる俺であった。
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