【シュタゲ】相似感情のウィンドミル
1- 20
5: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:07:23.46 ID:fSt5IFCp0



「だったら扇風機でも構わないから。とにかく冷房設備を導入しなさい。人間以前に機械がもたない」

 これもまた事実である。

 実際のところ過去に扇風機を導入していた頃もあったのだが、すぐさまガジェット開発のための尊い犠牲になったのだから仕方がなかろう。

 開発室最奥にある壁付けの扇風機はまともな機能を果たさないのも機関の妨害である。


 故に、現在このラボにはまともな冷房設備が存在しないのだ。


「だがな。セレセブにはわからんとは思うが、我がラボは資金が潤沢ではないのだ」
「セレセブ言うな! 扇風機ぐらい用意しなさいよ、所長でしょうが」
 珍しく紅莉栖が俺を所長と呼ぶ。助手としての意識が芽生えてきたということか。

「では『鳳凰院凶真様の下で働けて助手として一生の幸せですぅこれからもラボのために尽くしますぅ』と言えば……考えてやろう」
「……そろそろ海馬じゃなくて頚椎に電極ぶっ刺すしかなさそうね」
「すいません調子に乗りました」

 まだ海馬に電極を刺されたこともないが!





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
44Res/52.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice