70:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:44:22.30 ID:w6V3e5/y0
やがて、ゆっくりと彼が体を離す。
71:名無しNIPPER[sage]
2018/08/12(日) 00:44:34.67 ID:lUmDDB0H0
なっが
72:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:45:06.61 ID:w6V3e5/y0
「自分の運の悪さは自覚してるんじゃなかったのか」
73:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:45:58.29 ID:w6V3e5/y0
早朝、私たちは帰りのバスを待っていた。その間、彼は海に目を向けていた。
74:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:47:05.52 ID:w6V3e5/y0
それから数日後、私は事務所にやってきていた。
75:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:47:48.96 ID:w6V3e5/y0
「……アタシじゃなくて、あいつの方だよね」
76:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:52:19.67 ID:w6V3e5/y0
「うちの会社のアイドル部門はまだ小さくてね……こう言っちゃなんだけど、今みたいにこんなデカくなるなんて、誰も思ってなかった。アタシたちだってね。でもあいつは違った。世界一のアイドル事務所にしてやるって意気込んでたよ」
77:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:53:31.20 ID:w6V3e5/y0
残された子供と共に、彼は知り合いのつてを頼りに海の見える町に引っ越した。
78:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:54:27.74 ID:w6V3e5/y0
79:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:55:37.02 ID:w6V3e5/y0
キーボードを打とうとしてた手が止まり、プロデューサーさんが顔を上げた。
80:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:56:41.45 ID:w6V3e5/y0
それからは、私は順調に仕事が増えていった。
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