64:名無しNIPPER
2018/06/12(火) 06:46:56.05 ID:psAQX80k0
☆
ほどなくして誉望はホテルの部屋に着いた。
65:名無しNIPPER
2018/06/12(火) 06:47:58.22 ID:psAQX80k0
誉望がそんな事を考えていると、垣根の方からネタバラシがあった。
「さっきの研究所でカメラを総括するホストコンピューターを裏側から操作して特殊な無線で繋いである。この端末をデバイスの一つだと認識させた訳だ」
「……ガチ犯罪じゃないっスか。しかもそれ逆探知される危険性があるし」
66:名無しNIPPER
2018/06/12(火) 06:49:06.20 ID:psAQX80k0
「……、すいません垣根さん。分かんないっス」
「まあそりゃそうだろ」
「……、」
67:名無しNIPPER
2018/06/12(火) 06:49:43.80 ID:psAQX80k0
垣根はハァ、と息を吐いて言った。
「まずこの解析アプリはあくまで"推測"するだけだ。完璧じゃねえ」
「まぁそりゃそうでしょうね。口の動きから分かるのは母音だけですし。それを一定の法則に当てはめて最も自然だと思われる文章を作るのが読唇術っスから」
68:名無しNIPPER[sage]
2018/06/12(火) 09:23:06.79 ID:LAzL3gGbO
蘭子「混沌電波第172幕!(ちゃおラジ第172回)」
ex14.vip2ch.com
69:名無しNIPPER
2018/06/12(火) 23:27:58.59 ID:psAQX80k0
☆
魔女退治は何事もなくあっさり終わった。
70:名無しNIPPER
2018/06/12(火) 23:29:07.91 ID:psAQX80k0
当然彼女たちが魔法少女になれば、その分マミの負担は減る。
キュゥべえと一緒に、セールスマンのように全力で魔法少女の魅力を語って引き入れようとしてもおかしくないはずだ。
だが、彼女は決して2人に魔法少女になることを勧めたりしなかった。
71:名無しNIPPER
2018/11/01(木) 23:25:45.21 ID:xIL+pzmJ0
☆
翌日。
72:名無しNIPPER
2018/11/01(木) 23:27:36.43 ID:xIL+pzmJ0
「それで、結果は……?」
「何らかの能力同士が衝突した事はほぼ間違いない」
73:名無しNIPPER
2018/11/01(木) 23:29:04.48 ID:xIL+pzmJ0
「ハァ、大丈夫なのかよ、本当に……」
呟きながら誉望は機材がぎっしり詰まったアタッシュケースを持ち上げる。
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