35:名無しNIPPER
2018/04/24(火) 21:39:11.98 ID:25rQ95o00
私は足を止め、プロデューサーへ振り返った。
プロデューサーは下りの階段の方をむいており、私には背中を向けている。
36:名無しNIPPER
2018/04/24(火) 21:39:48.36 ID:25rQ95o00
37:名無しNIPPER
2018/04/24(火) 21:41:36.14 ID:25rQ95o00
私は息がとまりかけた。
38:名無しNIPPER
2018/04/24(火) 21:43:04.42 ID:25rQ95o00
さすがプロデューサーというか、悪運がある。
私は電話を続けているプロデューサーを一瞥してから、友紀ちゃんの後に続いて自販機にむかった。ここの自販機は、くじはついていなかった。
39:名無しNIPPER
2018/04/24(火) 21:44:13.11 ID:25rQ95o00
友紀ちゃんの考えは、とんだ思い違いだ。
ほたるちゃんの居なくなる寂しさではなく、ほたるちゃんと過ごすことによって得られる平凡が、私には何よりも大事なのだ。
40:名無しNIPPER
2018/04/24(火) 21:45:14.53 ID:25rQ95o00
そして、その日はやってきた。
41:名無しNIPPER
2018/04/24(火) 21:46:12.03 ID:25rQ95o00
「……茄子さん?」
42:名無しNIPPER
2018/04/24(火) 21:47:39.72 ID:25rQ95o00
「あの、茄子さん?」
43:名無しNIPPER
2018/04/24(火) 21:49:16.70 ID:25rQ95o00
「ご、ごめんなさい。急に叫んだりして」
44:名無しNIPPER
2018/04/24(火) 21:52:20.15 ID:25rQ95o00
すべて、言ってしまおうか。
45:名無しNIPPER
2018/04/24(火) 21:53:38.32 ID:25rQ95o00
そんなこと、ほたるちゃんにできるはずがなかった。
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