「それでは、勇者の面接を始めます」
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28: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/04/07(土) 11:02:29.23 ID:hNg45iQ40

大司教「王弟殿下が、市井の酒場にだと?そんな馬鹿な」

行政官「殿下は、そういう方なんですよ。続けてください」

以下略 AAS



29: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/04/07(土) 11:02:56.59 ID:hNg45iQ40
――――――

行政官「そ、それでは審議を始めましょうか」

大司教「・・・正直、評価が難しい男であった」
以下略 AAS



30: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/04/07(土) 11:03:23.15 ID:hNg45iQ40

剣聖「買いかぶりすぎだな」

剣聖「・・・それほど、あの優男は強くはないぞ」

以下略 AAS



31: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/04/07(土) 11:03:54.26 ID:hNg45iQ40

行政官「そういえば勇者の印は、確認していませんでしたね」

剣聖「あの大騒ぎの後だ、忘れても致し方あるまい」

以下略 AAS



32: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/04/07(土) 11:04:22.57 ID:hNg45iQ40

――――――

俺が勇者と出会ったのは、東の大都市に隣接するスラム街だった
経緯は省くが、そこで俺は勇者に雇われた
以下略 AAS



33: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/04/07(土) 11:04:49.29 ID:hNg45iQ40

――――――

勇者は、後の世に知られている女神の加護などは受けてはいなかった
確かに剣と魔法の腕は、尋常ならざるものであったが
以下略 AAS



34: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/04/07(土) 11:05:17.64 ID:hNg45iQ40

魔王「そうだな。魔王軍幹部の席はもちろん、人間たちを支配するうえでの助言役」

魔王「お主たちが望むのであれば、人間達への幾何かの温情も与えようではないか。勇者よどうだ?」

以下略 AAS



35: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/04/07(土) 11:05:44.62 ID:hNg45iQ40

温情とも思える魔王の振舞に、俺は危惧を感じた
一晩あれば、大陸中に散っている魔物どもを呼び戻すこともできるであろうからだ
魔王を打倒す唯一無二のチャンスが今、その時にあることを勇者に伝えることもできた

以下略 AAS



36: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/04/07(土) 11:06:11.70 ID:hNg45iQ40

――――――

魔王との死闘は半日も続いた
肉塊は魔王の死と同時に動かなくなった
以下略 AAS



37: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/04/07(土) 11:14:23.21 ID:hNg45iQ40
――――――

剣聖「いま思えば、勇者が子を為そうとしなかったのは。彼女に操を立てていたのかもしれんな・・・」

大司教「それはちょっと疑問じゃが・・・」
以下略 AAS



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