「それでは、勇者の面接を始めます」
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28: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/04/07(土) 11:02:29.23 ID:hNg45iQ40

大司教「王弟殿下が、市井の酒場にだと?そんな馬鹿な」

行政官「殿下は、そういう方なんですよ。続けてください」

優男「んで、王宮にしばらく泊ってたんですけど。廊下歩いてる時に、騎士のおっちゃんの剣に俺の剣が当たっちゃって」

剣聖「・・・鞘当てか」

優男「で、いろいろあって立ち会うことになって。まあ勝ったんですよ」

剣聖「俺の剣を片手で止めるのだ、さもありなん・・・」

優男「んで、飲み屋のおっちゃんから禿のおっちゃんを紹介されて」

大司教「・・・げげげげ猊下のことか!?」

行政官「大司教様、とりあえず落ち着いてください」

優男「んで、宗教についても講釈垂れたら。禿のおっちゃんも感動しちゃって」

優男「で、いまに至るってわけかな」

行政官「なるほど。貴方は、異世界では学者だったのですか?剣も扱えるということは、騎士か何かで?」

優男「俺は、ただの一般ピーポーでしたよ?」

行政官「で、では、異世界では皆が貴方に比肩する知識と剣技を持ち合わせているということですか?」

優男「いやあ、そうですと言いたいところだけど。実は、これのおかげなんですよね」

大司教「それは?」

優男「ノートパソコンです。異世界のネットにも繋がってます」

優男「まあ、要は、異世界の知識の全てがこれに詰まっているわけです」

行政官「魔道具というわけですか」

優男「厳密に言えば、違いますけど。まあ、俺の魔法と組み合わせてるから。ある意味、魔道具とも言えるかな」

剣聖「・・・剣技についてはどうなのだ」

優男「それも、このパソコンで。この世界の魔法と組み合わせて、自身や他人のステータスをこのPCでいじれるようにプログラミングしてあるんすよ」

優男「今の俺には、異世界中の剣の流派のデータがアップデートされてるってわけです」

優男「ちなみに、さっきの魔王軍幹部もこの力で。まあ、デリートしちゃったってわけです」

行政官「と、言うことは魔王も・・・」

優男「会って、スキャンさえ出来れば一瞬で」

大司教「それほどの力を持つとは・・・」

優男「まあ、この力は俺をこの世界に召喚した人からの貰いものなんですけどね」

剣聖「・・・貴様、いったい誰に召喚された」



優男「神に」

大司教「」

行政官「だ、大司教様!気を確かに!」


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