「それでは、勇者の面接を始めます」
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27: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/04/07(土) 11:01:49.74 ID:hNg45iQ40

優男「ああ、ごめんごめん。えっと、質問でしたね・・・なんだったっけ?」

剣聖「・・・」スッ

行政官「ち、ちょっと剣聖殿!落ち着いて下さい!剣から手を放してください!」

剣聖「これも面接のうちだ、奴の実力を少し確かめたい」

優男「魔王軍の幹部を瞬殺したのをご覧になったでしょう?」

剣聖「・・・」

優男「歴戦の戦士なら、力量の差ぐらい察せるもんだと思ってたんだけどなあ・・・まあ漫画とは違うか」

剣聖「・・・ぬんっ!」スパン

優男「ほいっと!」パシ

剣聖「!?」

大司教「これは驚いた・・・剣聖殿の剣を、片手で止めるとは」

行政官「剣聖殿、もうよろしいですか。剣を収めてください」

剣聖「・・・うむ」

優男「えっと、なんの話でしたっけ?」

大司教「緊張感のない男じゃ、いやそれだけ余裕があるということか」

行政官「―――この短期間に、貴方が何をされたのかという質問です」

優男「ああ、そうでしたそうでした。えっと、まず酒場で飲んでたおっちゃんと政治談議をしたのかな?」

優男「そうしたら、おっちゃん感動して泣きだしちゃって。それで王宮に招待されて」

優男「聞いたら王様の弟だっていうし、もっと俺の故郷の政治体制について教えろって言われたから」

優男「教えたんすよ」


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