487:名無しNIPPER[saga]
2018/06/07(木) 03:27:44.54 ID:2wO2LAJL0
事務所を後にして、目的の場所へ向かう。
西日になりかけた光が顔を刺す。
488:名無しNIPPER[saga]
2018/06/07(木) 03:35:12.79 ID:2wO2LAJL0
白いリノリウムの廊下を歩き。
私は、いつものようにあの子の部屋へ行く。
489:名無しNIPPER[saga]
2018/06/07(木) 03:41:08.48 ID:2wO2LAJL0
歩んできた、確定した過去も。
490:名無しNIPPER[saga]
2018/06/07(木) 03:51:15.99 ID:2wO2LAJL0
「じゃあ楽しかったことは、嬉しかったことは」
「私が素晴らしい未来を、一つ一つ着実に選び取った結果だというの?」
491:名無しNIPPER[saga]
2018/06/07(木) 03:53:30.03 ID:2wO2LAJL0
いや、一度だけ。
492:名無しNIPPER[saga]
2018/06/21(木) 23:08:04.92 ID:lsNzXGhZ0
久しぶりにのんびりと。
時間をかけて、家へ向かった。
493:名無しNIPPER[saga]
2018/06/21(木) 23:11:10.58 ID:lsNzXGhZ0
その光まで。
少し背伸びをすれば、手が届きそうで。
494:名無しNIPPER[saga]
2018/06/21(木) 23:16:00.41 ID:lsNzXGhZ0
扉には幾重にも南京錠。
空には幾千、幾万の輝き。
495:名無しNIPPER[saga]
2018/06/21(木) 23:22:43.78 ID:lsNzXGhZ0
暖かい。
光が眩しい。
496:名無しNIPPER[saga]
2018/06/21(木) 23:28:46.85 ID:lsNzXGhZ0
「まだ足りないの」
「もう少し、私に光を」
640Res/352.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20