495:名無しNIPPER[saga]
2018/06/21(木) 23:22:43.78 ID:lsNzXGhZ0
暖かい。
光が眩しい。
目を細めて、それでも手の平を覗き込む。
小さな鍵が、一つあった。
その鍵を、扉を固く閉ざす南京錠に差し入れる。
それを、ゆっくりと回すと。
かちゃり。
「開い、た」
南京錠が足元へと落ちて。
同時に鎖が、じゃらじゃらと音を立てて姿を消す。
鎖と鍵が、一つなくなった。
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