86:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:55:46.19 ID:PoruoH2d0
「……けものはね、いつか必ず死ぬんだって。私はたまたま、それが早かったんだよ。もっとも、私は頭がおかしくなるだけかもしれないけど、それも死ぬのと同じようなものだよね」
87:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:56:13.61 ID:PoruoH2d0
「…………」そわそわ
88:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:56:42.55 ID:PoruoH2d0
「…………何をしているのですか?」
89:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:57:09.06 ID:PoruoH2d0
今まで二人の会話を黙って聞いていた助手さんは、突然ぼくの前へ歩み寄った。
90:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:57:39.44 ID:PoruoH2d0
「やめなさい!!」
91:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:58:08.74 ID:PoruoH2d0
「まったく、助手も何をやっているんだか……」
92:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:58:34.03 ID:PoruoH2d0
「助手さん!」
93:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:59:07.06 ID:PoruoH2d0
「私はきっと、おまえたちを自分と博士にあてはめていたのです」
94:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:59:33.80 ID:PoruoH2d0
サーバルちゃんがさっき触れた右手を、助手さんが優しく包む。
95:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 02:00:07.03 ID:PoruoH2d0
「早く行くのです」
131Res/157.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20