90:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:57:39.44 ID:PoruoH2d0
「やめなさい!!」
島の長としての貫禄が効いた大声に、ぼくも助手さんもぴたりと動きを止めた。
「あ…………」
「…………助手。私が何に対して怒っているか、分かりますね?」
「っ…………」
「…………頭を、冷やしてくるのです」
助手はしょんぼりと落ち込み、もの悲しげに飛び立ってとしょかんの屋根の上へと消えていった。
「大丈夫ですか、かばん」
「は、はい……」
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