【ミリマス群像劇】最上静香「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
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102: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:54:45.24 ID:tCiOWLnR0

23 〜クリスマス当日〜

『うちのアイドルはそんなことで挫けるほど弱くありませんから』

以下略 AAS



103: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:55:23.57 ID:tCiOWLnR0
24 〜クリスマス当日〜

演奏が終わり、ほっと安息する
観客の盛大な拍手の音が聞こえてくる。それが成功を物語っていた。

以下略 AAS



104: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:55:58.93 ID:tCiOWLnR0

奈緒「ちょっと、お父さん!何言うてはるんです!静香がみんなのためにどんな思いで頑張ったか知ってはるんですか?静香がいたから翼たちも頑張り切ることができたんですよ!静香の演奏を聞いたんですよね?ならそんなこと、わかるはずでしょう!」

この世の理不尽に抗うかのように奈緒さんは私の為に声を上げる

以下略 AAS



105: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:56:26.07 ID:tCiOWLnR0

静香父「そんな時はお父さんが、また静香を輝くステージにあげてやる!だから静香、安心して行って来い!」

顔が熱い。
熱でもあるのかと思い、自分の頬に触れてみる。
以下略 AAS



106: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:57:06.55 ID:tCiOWLnR0

25 〜クリスマス当日〜

アンコールの声がどんどん大きくなってくる。
私が近づいているのか、観客の興奮が大きくなっているのか。いや、その両方だ。
以下略 AAS



107: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:57:32.38 ID:tCiOWLnR0

ジュリア「あ〜、アンコールに応えて、もう一曲歌うことにした。今日は皆来てくれてありがとうな!」

ジュリアさんの呼びかけに観客が歓声で返答する。

以下略 AAS



108: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:58:07.86 ID:tCiOWLnR0

お父さんのピアノはあの頃に比べて格段に上達していた。
ただ上手いだけじゃない、まるで奏者の優しい心がそのまま音になっているかのような、そんな旋律が私たちの心に温かい光を灯す。

特に取り決めをしたわけではないが、未来から始まり、私、翼、ジュリアさん、瑞希さんの順番で歌を繋いでいき、サビの部分でハーモニーを形成する。
以下略 AAS



109: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:58:35.39 ID:tCiOWLnR0

26 〜クリスマス翌日〜

次の日、私は未来に呼び出されて事務所に来ていた。見せたいものがあるらしい。
引ったくりに盗られたバッグは何故か杏奈のところにあって、ようやく未来のもとへと戻ってきたと未来は興奮交じりに私に語って聞かせた。
以下略 AAS



110: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:59:01.47 ID:tCiOWLnR0
……
未来「静香ちゃん、入っていいよ」

事務所の中に入る。

以下略 AAS



111: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:59:45.95 ID:tCiOWLnR0

静香「え?私?それってどういう……あ!」

私は、部屋に入って来た時に目に強い光を受けたことを思い出す。

以下略 AAS



112: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 04:00:11.97 ID:tCiOWLnR0

未来が祈りをこめるように、不安そうに、うかがうように私に問いかける。
思えばあの日から本当にいろいろなことがあった。
だけど報われない事ばかりの世の中だけど、皆でバトンを繋いで長い距離を走り切ることができれば、それは奇跡と呼べるものであるということを知ることができた。
未来は皆でトップアイドルになりたいといった。この事務所には52人ものアイドルが所属している。もしみんなでバトンを繋げたなら、何ができるだろう。可能性の広がりを感じる。以前はそんなことを考えもしなかっただろう。でも今は違う。
以下略 AAS



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