【ミリマス群像劇】最上静香「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
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110: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:59:01.47 ID:tCiOWLnR0
……
未来「静香ちゃん、入っていいよ」

事務所の中に入る。

静香「うんそれじゃあ……ってまぶしい!」

飛び込んできた光に思わず目を覆うが、その後ゆっくり目を開く。
そこには輝く星々の世界が広がっていた。

静香「未来、これって」

未来「プラネタリウムだよ。貴音さんと一緒に作ったんだ〜」

でへへ〜と未来は照れ臭そうに笑う。

プラネタリウム?どうしてだろう。未来も私もそんなに星に対して知識や興味があるわけではないのに……

でも綺麗だ。

3人で屋上で星を見た日のことを思い出す。すべてはそこから始まった気がする。
この部屋には私の名前の知らない無数の星々が瞬いている。けど私が知っているのは冬の大三角の3つの星だけだ。
私はその星を探してみることにした。
ベテルギウスはすぐに見つかった。赤い色をしているからすぐに見つかる。
近くにあるプロキオンもそのあと間を置かずに見つかった。
だが、シリウスが見つからない。一番強く輝くあの星は、一番見つけやすいはずなのに。

静香「未来、もしかして、シリウスを作り忘れてる?」

未来「大丈夫だよ、静香ちゃん。ちゃんとそこにあるよ」

そういって未来は私を指さす。



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