4:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:18:01.90 ID:dW68xNSs0
私が読んだ本に書いてあった。昔の人は、音楽を聴いて、リラックスしてたって。
リラックスすると、段々呼吸はゆっくりになって、頭が回らなくなって、しまいには体は風邪をひいたみたいに、熱を帯びるらしい。そして眠くなる。
5:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:19:08.24 ID:dW68xNSs0
寒い。
がたごとじゃりじゃり、、びゅーびゅー、ぐーぐー、、。
6:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:19:52.20 ID:dW68xNSs0
ユーリ「雪、降ってきそーだなーって思って」
私も空を見た。灰色の空模様に、灰色の雲がもくもくと現れ始め、すぐにでも雪が降り始めそうだった。でも今に始まったことじゃない。
7:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:21:03.67 ID:dW68xNSs0
ユーが鼻歌を始めた。
がたごと、ふーんふふーん、じゃりじゃり、ふーーんふーん、かたかた、ふーん、びゅーびゅー、ふーーんふん、ぐーぐー。
8:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:22:01.56 ID:dW68xNSs0
私たちが進む先にある、ぽつんとたたずむプレハブ小屋の小さな建物。
その小屋の前には丸い、剥がれた赤色に挟まれた白の線が施された、看板みたいなのが立っていた。
9:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:22:53.84 ID:dW68xNSs0
チト「....おい」
ユーリ「ごめんごめん!いやーそれにしてもいいところ見つけたねぇ」
10:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:23:35.17 ID:dW68xNSs0
チト「雨だ」
ユーリ「あれぇ雪じゃないの?」
11:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:24:09.38 ID:dW68xNSs0
チト「いやそれはわかるんだけどさ。なんでそんなことする必要があるんだってこと」
ユーリ「....お腹空いた時にさ。あーこれ美味しかったなぁー、とか思ったり、この時の私はご飯食べてたなーって、記録見るたび思い出せば、お腹も膨れると思った。うん!そう思った!」
12:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:25:25.66 ID:dW68xNSs0
チト「でもユーを撮って後で見返しても、私はお腹は膨れない。だったら撮る意味ないだろ」
押し返す。
13:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:26:13.47 ID:dW68xNSs0
ユーリ「やった!じゃあお願いねちーちゃん!」
カメラの画面を私に向けた。画面には、改めて口にレーションを咥えて、ウィンクをするユーがボケて映っている。
14:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:26:48.77 ID:dW68xNSs0
今日はここまでです。話は書き終わっているので適当な時間に。眠いので寝ます。
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