11:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:24:09.38 ID:dW68xNSs0
チト「いやそれはわかるんだけどさ。なんでそんなことする必要があるんだってこと」
ユーリ「....お腹空いた時にさ。あーこれ美味しかったなぁー、とか思ったり、この時の私はご飯食べてたなーって、記録見るたび思い出せば、お腹も膨れると思った。うん!そう思った!」
チト「今適当に考えただろ」
はい、とユーはそう言って私にカメラを押し付けてきた。
カメラ。カナザワの、カメラ。白くて板みたいなのに、使おうとすると中からレンズが飛び出してくる、器械。たくさんの記録が中には残っている。
カメラを渡してきたユーは、さっきと同じ様にレーションを口に咥えて、ウィンクをしている。
準備万端なユーの姿に、結局私が撮るのかと思うと、何だかムカついてしょうがないから、カメラをユーに押し返して。
チト「自分で撮れ」
そう言ってやると。ユーはカメラを起動してまた私に押し付けてきた。
ユーリ「えーだって撮れるわけないもん!ピント合わせるの大変だし、それに自分を自分で撮るなんてバカみたいじゃん!カメラは人を撮るためにあるんだよ!?」
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