6:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:19:52.20 ID:dW68xNSs0
ユーリ「雪、降ってきそーだなーって思って」
私も空を見た。灰色の空模様に、灰色の雲がもくもくと現れ始め、すぐにでも雪が降り始めそうだった。でも今に始まったことじゃない。
チト「いつも降ってるようなもんだから、気にしなくてもいいだろ」
いつも空から落ちてきては、降り積もる雪。年がら年中降っていて、寒くて仕方ない。
ユーリ「危機回避だよちーちゃん。風邪ひいたら死んじゃうし、早め早めの対策を....」
珍しく真面目な顔をしたユーはそう言った。そして偉そうに腰に手を当て鼻を鳴らした。
チト「....まぁそれもそうだな」
その通りだと思った私は、ユーの意見に珍しく従うことにした。
私はケッテンクラートのスロットルを少しだけ強める。
かといって、そんなに速く走らせるわけじゃない。無駄に燃料を消費させるのと、その場しのぎの暖をとることの釣り合いがとれないからだ。
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