44:名無しNIPPER[sage]
2017/12/12(火) 12:25:05.45 ID:D7n5UxrA0
許可する!
45:名無しNIPPER[sage]
2017/12/12(火) 12:29:19.27 ID:1/hQ4VPVO
許可する
暴走されてもたまらんしな
46: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/12(火) 12:46:58.60 ID:UZlyT6fxo
待ちに待っていた瞬間(とき)が来た。
春香の赤い唇から「口を開けよ」と命が下る――までもなく、
百合子の口穴は涎れに潤んでその入り口を開いていた。しかし、指示されたならばこなすもの。
47: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/12(火) 12:50:41.75 ID:UZlyT6fxo
「それが約束できると言うのならば……私の血がついたこの人差し指。そう、この指を百合子ちゃんの口に入れてあげる」
「はる、かさんの……ゆび……血のついた、……指……」
48: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/12(火) 12:52:26.02 ID:UZlyT6fxo
「やだ、この子ったら赤ちゃんみたいにお漏らしして」
「す、すみみゃ……ん、ちゅっ♪ ……へん。へもほまれ、ほまらはふへ……!」
49: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/12(火) 12:53:48.51 ID:UZlyT6fxo
「もう少しだけ味わわせてあげる……でも、今度はもっと乱暴に。
次はアナタの飢えじゃなくて、私に怯える姿を見せて頂戴」
「怯える……すが、た……?」
50: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/12(火) 12:54:32.24 ID:UZlyT6fxo
===
「――どう? 渇きは癒えたかしら?」
「……はい。……ありがとう、ございます」
51: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/12(火) 12:57:18.28 ID:UZlyT6fxo
今回の選択は【・許可する!】でした。ご参加ありがとうございます。
では、とりあえずここまで。
52: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/13(水) 02:01:08.29 ID:VbrfxfJEo
===2.
さて――百合子をその場に一人残し、春閣下がどこへ向かったかと言えば
事務所からほど近い場所に存在するプロデューサーの家であった。
53: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/13(水) 02:03:30.73 ID:VbrfxfJEo
「そ、それにしてもプロデューサーさんの家、意外に片付いていますよね。……ふふっ、案外綺麗好きなんですか?
男の人の一人暮らしだから、私、もっとごちゃごちゃしてると思ってた」
そうして彼女はやり場に困る視線を部屋のあちこちに巡らすと、最終的には台所に向かって立つプロデューサーのその背中。
54: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/13(水) 02:05:34.51 ID:VbrfxfJEo
カップを両手に携えると――相変わらずののっぺらぼうではあったのだが――男はにこやかな笑顔で振り返った。
刹那、派手に弾け飛ぶ蛍光灯。
103Res/100.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20