【ミリマス】女王閣下をプロデュース
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24: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/10(日) 07:36:22.59 ID:sgFcYz010

「遅い、待ちくたびれたわ」

空中にある見えない"何か"に肘を置き、頬杖をついた彼女が言う。

以下略 AAS



25: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/10(日) 07:37:53.70 ID:sgFcYz010

しかもその肉団子は生きている。どくどくと不気味に脈打ちつつ、
何かの形にならんと蠢きながらそこにあった。……春香が言う。

「なにを驚くことがある? この男は我の第一のしもべなのだ。闇の王の側近として、今まさに生まれ変わらんとしているのだぞ」
以下略 AAS



26: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/10(日) 07:40:15.22 ID:sgFcYz010

「これはっ!? ……ア、アルファベットの『P』? でも、なんでこんな……」

百合子が言葉を失くすのも無理はない。

以下略 AAS



27: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/10(日) 07:42:09.77 ID:sgFcYz010

戦慄く百合子がそう言うと、春香はニッコリ頷いた。
途端、空中に浮かんだままの百合子は弾かれたように手足をバタバタ動かすと。

「や、やだ!! 死にたくないです! もっと他の、もっと他のぉ……! あぁっ、そうだ! なら私の記憶を消してください!
以下略 AAS



28: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/10(日) 07:43:38.50 ID:sgFcYz010
===

百合子が意識を失うと彼女の肉体は事務所の床へ降ろされた。
その肌は蝋人形のように青白く、一目で血の気が通っていないことが理解できる。

以下略 AAS



29: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/10(日) 07:45:02.31 ID:sgFcYz010

「これ、う、上手くいくのか……?」

まるでマトモではない光景を前にして不安げに呟くプロデューサー。
春香が男のことを一瞥し、「お主のように無駄に暴れておらぬ分、不完全な結合はするまいて」と棘のある答えを彼に返す。
以下略 AAS



30: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/10(日) 07:45:56.50 ID:sgFcYz010

言って、プロデューサーが右手で自身の頭をポンと叩く。
するとPヘッドはゼリーのように軽く揺れ、彼のその手を取り込むように中へと飲み込んだ!

次の瞬間、「痛たたたっ! コイツ、宿主の腕を噛むんじゃない!」と悲鳴を上げるプロデューサー。
以下略 AAS



31: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/10(日) 07:46:27.54 ID:sgFcYz010
とりあえずここまで


32: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2017/12/10(日) 08:00:27.62 ID:sgFcYz010
>>18 訂正
〇「エ、エマージェンシー、エマージェンシー。害が無さそうなんてとんでもない! みんなに事情を説明して、注意するよう知らせないと――」
×「エ、エマージェンシー、エマージェンシー。害は無くても危なすぎる! みんなに事情を説明して、注意するよう知らせないと――」

>>30 訂正
以下略 AAS



33: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/11(月) 06:25:59.73 ID:0U2IohVSo

春香は笑いを堪えるように己の口元に手をやると、
プロデューサーの差し出した手鏡を覗き込み、肉体の変化に戸惑う百合子に言う。

「くっくっく、実に似合っておるぞ」
以下略 AAS



34: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/11(月) 06:27:56.32 ID:0U2IohVSo

「ひっ、あっ……!」

百合子の口から驚愕のうめき声が漏れる。

以下略 AAS



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