115:名無しNIPPER[sage]
2017/11/13(月) 22:14:12.39 ID:jF03+OFUO
分かってたけどスルーするのがマナー
116:名無しNIPPER[saga]
2017/11/14(火) 06:10:40.98 ID:OiSFZpw30
私の名前はサンディ。名前だけしか持たない奴隷。
117:名無しNIPPER[saga]
2017/11/14(火) 06:25:43.02 ID:OiSFZpw30
私は夢を見ない。
恐ろしい夜が早く過ぎ去りますようにと願いながら目を瞑り、そのまま気づけば朝になっている。
118:名無しNIPPER[saga]
2017/11/14(火) 06:35:52.28 ID:OiSFZpw30
事務所に繋がる扉を開けると、鼻腔を何やら良い匂いがくすぐってくる。
この香りはいつもお兄さんが飲んでいるコーヒーというものの匂いらしい。
119:名無しNIPPER[saga]
2017/11/14(火) 06:55:31.28 ID:OiSFZpw30
お兄さんはコーヒーを軽く啜り、再び新聞に目を通し始める。
前にちょっとだけ飲ませてもらった時はとっても苦かったけれど、
120:名無しNIPPER[saga]
2017/11/14(火) 07:12:26.25 ID:OiSFZpw30
新聞を読み終わったら徐に立ち上がってキッチンに向かうお兄さん。
私はカルガモのように後ろをとてとてとついて行く。
121:名無しNIPPER[saga]
2017/11/14(火) 07:37:24.67 ID:OiSFZpw30
食事を終えてからのひととき。
緑茶の淹れ方は先日覚えたので、お兄さんに新茶の一杯を持っていく。
122:名無しNIPPER[saga]
2017/11/14(火) 07:49:06.92 ID:OiSFZpw30
車内にてバイキングがどういうものかを教えてもらった。
色んな食べ物をお皿にとって好きなだけ食べてもいいものだ、と。
123:名無しNIPPER[saga]
2017/11/14(火) 08:08:40.47 ID:OiSFZpw30
「ふわぁ…………!」
思わず声が漏れる。
124:名無しNIPPER[saga]
2017/11/14(火) 08:20:17.28 ID:OiSFZpw30
「おいおい、急に笑うなんてどうしたのさ?」
「だ、だってお兄さん……ケーキ、取りすぎ……ふふ、うふふ……!」
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