乙倉悠貴「夢をひらく鍵」
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12: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:41:11.15 ID:h7xFOhfZ0

「………」

「でも、ごめんなさいっ! ライブの直前なのにこんなことでみなさんに迷惑をかけてしまうなんて……本番では失敗しないようがんばりますからっ!」

以下略 AAS



13: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:41:57.52 ID:h7xFOhfZ0

「最初はやっぱり……ここかな」

「ここって、プロデューサーさんの部屋?」

以下略 AAS



14: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:44:54.49 ID:h7xFOhfZ0

「そういうことはもっと早く言わんかい!」

私の話を聞いた巴さんは少し怒ったかのように言います。
飛鳥さんもそうでしたが、自分が思っていた以上に皆さんは私の事を心配していたみたいで、心がズキズキしてしまいます。
以下略 AAS



15: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:45:44.55 ID:h7xFOhfZ0

「まったく! 行き当たりばったりとはなんて計画の無さなんじゃ!」

不満を吐き出すかのように、ボタンを連打する巴さん。

以下略 AAS



16: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:46:43.78 ID:h7xFOhfZ0

「鍵が消えちゃった……」

鍵が消える演出を見てしまい、ゲームの中の出来事とは言え言葉が出なくなってしまいます。
そんな私を見た飛鳥さんと巴さんもさっきまでの喧騒が嘘だったかのように口を閉ざしてしまいました。
以下略 AAS



17: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:47:09.76 ID:h7xFOhfZ0

「しっかし目一杯遊んだのう! たまにはテレビゲームを悪くないもんじゃな」

「私もあまりゲームはしないので楽しかったですっ!」

以下略 AAS



18: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:47:56.23 ID:h7xFOhfZ0

「この時間帯に屋上に来るなんて、貴女達にも世界を見る素質があるようね!」

「まさかヘレンの姉御がいたとはのぅ」

以下略 AAS



19: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:48:51.62 ID:h7xFOhfZ0

「貴女……」

一体どんな言葉が飛び出してくるのか……ドキドキしながらヘレンさんの言葉を待ちます。

以下略 AAS



20: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:49:38.44 ID:h7xFOhfZ0

「と、いう訳なんです。今は新しい鍵を探しているんですけど、これが見つからなくて……」

私が話している間、ヘレンさんはずっと目を閉じながら耳を傾けてくれました。
そして話が終わるとヘレンさんは目を見開いて……
以下略 AAS



21: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:50:05.26 ID:h7xFOhfZ0

「急ぐ必要は無いわ。焦らず、ゆっくり考えなさい」

難しい顔をしていたのでしょうか、ヘレンさんは少し背伸びをすると私の頭を軽くポンと叩きます。
年上のお姉さんにこういうことをされるのは珍しいことなので、なんだか恥ずかしくなってしまいます。
以下略 AAS



22: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:51:04.34 ID:h7xFOhfZ0

「とってもすごい人でしたねっ!」

「悠貴の目がすっごいキラキラしておる」

以下略 AAS



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