90:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 17:58:12.19 ID:+EtVRVLso
〜
*
駅から家まで、走り続けて家に帰った。
91:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 17:58:48.80 ID:+EtVRVLso
楓は声をあげて助けを呼んだ。声を聞いた花子が隣の部屋から慌てて出てくる。
花子「あーあーあ! 帰ってきちゃったの!?」
92:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 17:59:41.10 ID:+EtVRVLso
櫻子「あれ……入るよ?」すっ
思い切って開けてみる。
93:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 18:00:14.32 ID:+EtVRVLso
のそのそと私の身体の上によじのぼってくる。すごくくすぐったくて、たまらずに後ずさりしようとするが、がっちりと抱きしめられてしまって動けない。
櫻子「ちょ、わっ! なに!?///」
94:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 18:00:42.66 ID:+EtVRVLso
向日葵「……櫻子」
櫻子「は、はい……?」
95:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 18:01:10.90 ID:+EtVRVLso
向日葵「ん……」
櫻子「っ…………」
96:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 18:01:54.13 ID:+EtVRVLso
もう、頭がどうにかなっちゃいそう。
向日葵とこんなに身体を密着してるだけでもやばいのに。
97:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 18:02:42.46 ID:+EtVRVLso
向日葵「お願い……櫻子」
櫻子「え……」
98:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 18:03:40.22 ID:+EtVRVLso
好き。
好き。
99:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 18:04:30.21 ID:+EtVRVLso
――朝。
うっすらと目を開いて、そこにあったものは……私の大好きな人の後ろ姿。
100:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 18:04:58.27 ID:+EtVRVLso
櫻子「よし……っと」
向日葵「……櫻子」
櫻子「ん?」
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