76: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/16(水) 23:22:21.82 ID:xMn+FauW0
「トゥロマ川より深海棲艦が上陸を開始!上陸箇所は確認できる限りでは5箇所、判別はできませんがヒト型も複数体含まれます!!」
「対空砲火、更に激化!Alcatraz-02、05もロスト!
攻撃、全て“前衛部隊”に集中!」
77: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/16(水) 23:23:53.75 ID:xMn+FauW0
https://m.youtube.com/watch?v=NC8BeRFuUm4
78: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/16(水) 23:27:49.18 ID:xMn+FauW0
拍子抜けするほど敵はあっさりと此方の策にかかったが、気を抜けるような状況では未だにない。
いかにも指揮官機然とした存在感があるC-17を前に出して囮の効果を強めた結果我が輩自身が吹き飛ばされかねないという事もあるが、それ以上にせっかく艦娘の損失が未だ0なのだ。
地上に彼女達が完全に展開しきるまでは、その状態を維持したい。
79: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/16(水) 23:46:27.81 ID:xMn+FauW0
「敵群体、当機並びに前衛部隊への砲火更に激化!」
('、`*川「港湾部に殺到している個体はほぼ全て此方に射線を向けています。接近する後衛部隊に攻撃が向く様子はありません!」
( ФωФ)「よし、そのまま引きつけ続けろ。とにかく銃火をばらまき一瞬でも長く奴等の眼を此方に引きつけるのである」
80: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/16(水) 23:56:44.81 ID:xMn+FauW0
( ФωФ)「────ハッチを開けろ!!」
我が輩の叫びに応じて、C-17の後部ハッチがゆっくりと開いていく。強烈な寒気が機内に吹き込み、先日の降雪から一転して雲一つ無い夜空とその中に咲き乱れる無数の爆炎が視界に映し出された。
( ФωФ)「これよりムルマンスク港湾部の深海棲艦を迎撃、敵艦隊の浸透を防ぐ!
81: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/17(木) 00:22:05.02 ID:NMLZvzgs0
(#ФωФ)「用意、用意、用意…………降下、降下、降下!!!」
82: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/17(木) 00:45:19.58 ID:NMLZvzgs0
『────ォアッ!?』
『アァアッ!?グゥアッ!?』
『ォオオォ………』
83: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/17(木) 01:18:18.18 ID:NMLZvzgs0
最新鋭の音速戦闘機群による猛爆撃で奴等が足止めを食らう中、我が輩は高度200m程に達したところで悠々とパラシュートを開く。C-17から飛び出す直前はあれほど濃密だった弾幕は今や見る影もなく、明らかに統率を失った様子で散発的に撒き散らされているだけだ。
《Lightning-01 Engage!!》
《Lightning-03 Engage!! Attack!!》
84: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/17(木) 01:51:10.94 ID:NMLZvzgs0
undefined
85: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/17(木) 01:52:51.31 ID:NMLZvzgs0
疑問の声を挙げた兵士を改めて眺めてみると、かなり年若い。あまり白人の顔立ちや年齢の見分けに自信があるわけではないが、せいぜい20になるかならないかといったところではないだろうか。
幾ら“海軍”出身でもこの若さだと深海棲艦との戦闘経験が乏しいか、場合によってはコレが初陣の可能性もある。……そういった若者を入隊させる余裕がまだあることを喜ぶべきか、仮にも海軍にいながら深海棲艦への理解がその程度でしかない人間がいることを嘆くべきかは議論の余地がありそうだが。
( ФωФ)「名は?」
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