ある門番たちの日常のようです
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425: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/21(土) 14:38:44.69 ID:u+oWGrCOO
「──────ウゥッ、ウアァアアアアアッ!!!』

「ヒッ」

「сатана………」
以下略 AAS



426: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/21(土) 14:41:03.36 ID:u+oWGrCOO
その間にも、Гангутの狂態は治まらない。床に仰向けになり、激しく身体を波打たせ、喉から凄まじい叫び声を出し続ける。

「ゥア゛ア゛ッ……』

────やがて、“それ”は起きた。
以下略 AAS



427: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/21(土) 14:42:31.76 ID:u+oWGrCOO
『人間………ニンゲン…………沈メテ、沈メテ………殺シテヤル!!!!』

壊れたレコーダーのような、周波数の合わないラジオのような、ひび割れた声。一際大きな声で俺達への底なしの殺意を喚きちらしながら、奴はこちらに向かって一歩踏み出す。


以下略 AAS



428: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/21(土) 15:08:44.65 ID:u+oWGrCOO
頭を失って床に仰向けに倒れ、噴き出る血に併せてビクビクと震える胴。

俺は振り切ったブレイドを逆手に持ち替えると、人間なら心臓がある場所に刃を突きたてる。

マナーモードのガラケーよろしく蠢いていた首無し屍体は、もう数秒ほど地面でのたうった後ゆっくりと動きを緩めやがて完全に止まった。
以下略 AAS



429: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/21(土) 15:35:51.07 ID:u+oWGrCOO
「惚けないで欲しいね。何の用かなんて解ってるくせに。

……アレは、いったい何?」

(,,゚Д゚)「アイツ曰くパンらしいがなぁ……試しで適当に投げつけたら防弾ガラス割れたときは何事かと」
以下略 AAS



430: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/21(土) 16:45:39.74 ID:u+oWGrCOO
ガチャリ。

そんな音が五つ、後ろで聞こえた。

(,,゚Д゚)「………おい、そりゃあ看過しかねるし笑えねえ」
以下略 AAS



431: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/21(土) 17:21:13.05 ID:u+oWGrCOO
(,,゚Д゚)「残念ながらそれは“可能な限り”の範囲外だ」

(# ̄⊥ ̄)「このっ……!」

(,,゚Д゚)「だが、教えてやれる方法はある」
以下略 AAS



432: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/21(土) 18:46:40.39 ID:u+oWGrCOO
( ̄⊥ ̄)「………」

(,,゚Д゚)「言うまでもないことが、軍組織が腐ってるのはどの国も同じだ。深海棲艦なんざそっちのけで陸海軍の主導権争いに国家間の艦娘利権の奪い合いなんてのは日常茶飯事、寧ろ“海軍”の存在によってそれらは緩和されている面すらある」

「詭弁を言わないでくれ!!!」
以下略 AAS



433: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/21(土) 19:17:41.56 ID:u+oWGrCOO
(,,゚Д゚)「残念だよ」

それは、望んでいた答えとは真逆のもの。その一方で、絶対にそう返ってくると予想がついていたものでもある。

だから俺は、躊躇無く次の行動に移ることができた。
以下略 AAS



434: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/21(土) 19:52:03.79 ID:u+oWGrCOO
銀髪の美少女の首は、呆けた表情を浮かべたまま宙を舞う。そのまま床で一度バウンドすると、ル級の生首に引き寄せられるようにして転がっていきその横で停止した。

( ゚⊥゚)「あっ、」

(#゚⊥゚)「ァアアアアアアガアアアアア!!!!!」
以下略 AAS



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