ある門番たちの日常のようです
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427: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/21(土) 14:42:31.76 ID:u+oWGrCOO
『人間………ニンゲン…………沈メテ、沈メテ………殺シテヤル!!!!』

壊れたレコーダーのような、周波数の合わないラジオのような、ひび割れた声。一際大きな声で俺達への底なしの殺意を喚きちらしながら、奴はこちらに向かって一歩踏み出す。






(,,゚Д゚)「────五月蠅え」

それは、俺が奴の眼前まで飛び込んだのとほぼ同じタイミングだった。

(,,#゚Д゚)「────ッ!!」

『カッ………!?』

奴の髪と同じ、無機質な黒い輝きを放つ刃を一閃する。身を守るため咄嗟に掲げられたが遮るよりも早く、首筋に俺のブレイドがめり込む。

(,,#゚Д゚)「ゴルァッ!!!!」

勢いそのままにブレイドを振り抜くと、【戦艦ル級】の頭部は胴を離れ、傷口からは青い体液が迸った。

「ヒィイイっ………!?」

そのまま高々と舞い上がったル級の首は、天井にぶち当たって軌道を変えるとロシア兵の一人の足下で跳ねる。

尻餅をついたそいつのズボンの股ぐらに、じんわりと湿り気のある染みが広がっていく。


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