ある門番たちの日常のようです
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434: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/21(土) 19:52:03.79 ID:u+oWGrCOO
銀髪の美少女の首は、呆けた表情を浮かべたまま宙を舞う。そのまま床で一度バウンドすると、ル級の生首に引き寄せられるようにして転がっていきその横で停止した。

( ゚⊥゚)「あっ、」

(#゚⊥゚)「ァアアアアアアガアアアアア!!!!!」

そこまでの動きを見届けて、ようやくファルロ=ボヤンリツェフは「何」が起きたのかを理解したらしい。ワケのわからない、最早人語の体を為していない叫び声を上げてAK-12をこちらに向ける。

(,,゚Д゚)「遅ぇ」

(;#゚⊥゚)「グゥッ………アァアああああああっ!!!!!」

その時には既に懐に飛び込んでいた俺は、ブレイドで両手を小銃ごと斬り落とす。ファルロは一瞬凄まじい痛みに顔を歪めたが、常軌を逸した精神力でこれを堪えると俺ののど笛に噛みつこうと顔を飛びついてくる。

(,,;゚Д゚)「っ、野郎!」

(; ⊥ )「アガッ………」

腹に膝を入れ、そのまま胸に刃を突き通す。口からどす黒い血が噴き出して、弱々しい息を漏らしながら地面に倒れ込んだ。

(#゚∋゚)「ふんっ!」

「ヴェッ」

「ゴガッ」

Верныйが始末された時点で、Ostrichもまた動いている。入り口に待機していたロシア兵4人の内2人の頭を振り向き様に鷲掴みにすると、それぞれ司令室の扉に叩きつける。

「イガッ!?」

「чёрт!!!」

更にもう一人、首根っこをふん捕まえて床に引き倒すと喉を踏み抜いて首の骨を折る。流れるような殺戮で残りが自分一人になったところで、そいつはようやく脳が再起動したらしく悪態と共にOstrichに向けて銃を構えた。

「─────クハッ……!?」

そして、俺が横から投げつけたブレイドに頭を刺し貫かれて前のめりに崩れ落ちる。


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