ある門番たちの日常のようです
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435: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/21(土) 20:11:33.89 ID:u+oWGrCOO
(; ⊥ )「ゴハッ、ガハッ……ハッ、ハッ……」

(,,゚Д゚)「……ん?ああ」

束の間訪れた静寂は、直ぐに激しく咳き込む声によって破られた。其方に視線を向けると、血だまりの中でなおも起き上がろうともがいているこの鎮守府の提督殿の姿があった。

まぁ、間もなく「元」が役職名の前につくことになるが。ロシア軍にも2階級特進ってあるんかね。

(?゚∋゚)「………最後の言葉でも聞いてやるために生かしたのか?」

(,,゚Д゚)「まさか、単なる殺し損ねだ」

正直なところ、腕を斬り落とされてもなお反撃してくるとは思わず胸を狙った突きは手元が狂ったことは否めない。心臓をぶち抜くはずだったブレイドは僅かにズレたようで、辛うじて即死は免れさせたらしい。

(; ⊥ )「お前………何故……Верныйまで………」

最後の情けで早くトドメを刺すためブレイドを構えて近くまでいくと、荒くか細い呼吸の中で辛うじて声を絞り出し向こうが問いかけてきた。

(,,゚Д゚)「っしょ」

( ⊥ )・∴∵゚。「バファッ」

だが、聞く気は無いのでとっととル級の時と同じように心臓を刺し貫く。ファルロは最後に一度だけ息と血を吐き出して、それから永遠に沈黙した。

( ゚∋゚)「……終わったか?」

(,,゚Д゚)「終わった。カラマロス達を呼ぶぞ、撤収だ」


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