ある門番たちの日常のようです
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430: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/21(土) 16:45:39.74 ID:u+oWGrCOO
ガチャリ。

そんな音が五つ、後ろで聞こえた。

(,,゚Д゚)「………おい、そりゃあ看過しかねるし笑えねえ」

流石に、面食らう。おそらく部下共々俺とOstrichに向かってAK-12を構えているであろうムルマンスク鎮守府の提督に、俺は険しい声を投げかける。

(,,゚Д゚)「何の真似だゴルァ。異国のとはいえ曲がりなりにも階級が上の人間に対して言葉遣いが酷すぎるって話なら今更だぞ」

( ̄⊥ ̄)「許可を出したのは私自身だ。そのことにとやかく難癖着けるほど器は小さくない。

………だが、これほどの重大事を隠し立てしていた得体の知れない軍事組織の人間を信用してやれるほどできた人間でもない」

ファルロの口調はВерныйに比べれば冷静で、語尾に震えや動揺も見られない。

それでも、腹の内からふつふつと沸き上がってくる隠し切れないほど大きな怒りは有り有りと感じることができた。

(# ̄⊥ ̄)「ヨシフル=ネコヤマ少尉、事象の存在どころか、“これ”がГангутの身にも起こる可能性があることすら事前に知っていたのだな!?何故、何故それを黙っていた!!?」

(,,゚Д-)「端的に言うと超機密事項だからだ。“海軍”ですら、上層部とごく一部の精鋭部隊しかこの事は知らない。

ネタばらしをすると時雨と江風を突入前に地上に行かせたりカラマロス達を遠ざけたのもそれが理由だな、本当はあんたらも遠ざけたかったが、納得しないだろうからやむなく同行させた」

(# ̄⊥ ̄)「この………っ!」

(,,゚Д゚)「怒らないでくれねえかなファルロ=ボヤンリツェフ提督。俺としてはアンタのことは気に入っていたし、この件を黙ってるのははっきり言って本意じゃなかったんだ。

俺はアンタと敵対したくない、もし希望があるなら“可能な限り”聞くぜ」

(# ̄⊥ ̄)「ならばあの現象について教えろ!“裏返し”とは何か、どうやってГангутが戦艦ル級になったのか、そして貴様らがあの現象についていつから知っていたのか、全てをだ!!」


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