ある門番たちの日常のようです
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431: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/21(土) 17:21:13.05 ID:u+oWGrCOO
(,,゚Д゚)「残念ながらそれは“可能な限り”の範囲外だ」

(# ̄⊥ ̄)「このっ……!」

(,,゚Д゚)「だが、教えてやれる方法はある」

銃の引き金を引きかけたらしいファルロの動きが止まった。逆に、Верныйはその動きで頭蓋骨に穴を開けさせるつもりなんじゃないかってくらい一際強く銃口を当ててくる。

(,,゚Д゚)「これは“海軍”のみが把握してる極秘事項だ。ならば“海軍”に入れば良い。

ファルロ提督、アンタウチの軍に入らねえか?ロシア軍の籍も別に抜く必要は無いし、その実力なら十分に」

………二十云年の人生で初めて知った事実。耳元でイジェメックP-443を撃ち鳴らされると五月蠅さのあまり痛みと吐き気を覚える。

別に知りたくはなかったし、今後役立つ情報でもないが。

「私を怒らせないでくれ…………!」

煙を立ち上らせてまだ微かに熱を持っている銃口を再び突きつけながら、“信頼”の名を冠する駆逐艦の不審に満ちた怒声が響く。

「“海軍”の存在が世界の助けになっていることは私も十分承知しているさ。でも、それを差し引いてもあの組織はあまりにも腐りすぎている!アメリカと日本の利権を守るために作られて殆ど私物化され、外交の道具として駒のように人間や艦娘を使い玩ぶ組織に私達の司令官を入れろって!?

冗談じゃないよ、絶対にそんなことさせるもんか!」

(,,゚Д゚)「………やれやれ、美しい上官への敬愛に涙が出てくらぁな」

しかも、だいたい事実なので言い返せやしない。いやホント、こいつが“海軍”にしばらくでも大人しく所属してたのは奇跡か何かだな。

(,,゚Д゚)「で、提督殿はどうする?あんたも部下と同じ意見か?」


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