ある門番たちの日常のようです
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429: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/21(土) 15:35:51.07 ID:u+oWGrCOO
「惚けないで欲しいね。何の用かなんて解ってるくせに。

……アレは、いったい何?」

(,,゚Д゚)「アイツ曰くパンらしいがなぁ……試しで適当に投げつけたら防弾ガラス割れたときは何事かと」

(?゚∋゚)「何の話だ……」

(,,゚Д゚)「間違えた、こっちの話だ」

「ふざけないで」

イジェメックP-443の銃口が、より強い力で頭に押しつけられる。押された振りをして少しだけ頭を動かしOstrichの方を見ると、視界の端に映った姿から察する限り奴も同様に銃を向けられているようだ。

二挺拳銃かい、格好いいね。艦娘の腕力なら拳銃程度の衝撃容易く抑え込める、照準のブレはあまり期待できない。

「私達の仲間が、Гангутが、“艦娘が深海棲艦に”変わった。艦娘として戦争に参加してからも、“海軍”にいた頃だって一度もそんな話は聞いたことがない。

例えば他の皆がそうなってしまったような、寄生体によるものとも変態の仕方が明らかに違った。

そして、即座に敵と断定したり“裏返し”なんて言葉が直ぐに出てくることから考えて、貴方たちはこの事象の存在を知っていた」

仲間を目の前で凄絶極まりない形で失った事に対する悲しみのせいか、俺達が情報を隠していたことを知っての怒りによるものなのかは判別がつかない。

ただ、俺を詰問する声はほんの僅かにだが震えていた。

「洗いざらい、今のことについて話して貰おうか。じゃなきゃ、貴方の頭に風穴を開ける」

(,,゚Д゚)「それやったら日米と“海軍”敵に回すことになるから洒落にならねえぞ」

「昔、祖国のアニメでやっていたこの言葉が私は大好きなんだ。バレなきゃ犯罪じゃない」

(,,゚Д゚)「やべえよやべえよ……ファルロ提督殿、オタクの艦娘を何とかしてくれ。このままじゃ国際問題まっしぐらだ」

( ̄⊥ ̄)「…………」


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