227:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/29(木) 00:55:23.97 ID:mwOZ0t6Co
「……ぐッ……うがぁぁあッ――」
アイリスの側まで駆け寄ると用意していたカッターで手首を切って血を流した
228:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/29(木) 00:58:58.69 ID:mwOZ0t6Co
「……ふぅ……ふぅ…っ」
血が流れるごとに本人の顔が青くなっていく
229:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/29(木) 01:01:17.93 ID:mwOZ0t6Co
「やばいって、ご主人……!」
「なんて……気配でしょう……」
230:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/29(木) 01:03:33.93 ID:mwOZ0t6Co
「追い掃うことはできるか、アイリス」
(アイリスだけでは不可能かと……)
231:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/29(木) 01:05:41.54 ID:mwOZ0t6Co
(……――!)
アイリスは全力で死神の動きを封じ込める
232:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/29(木) 01:08:21.06 ID:mwOZ0t6Co
「え……?」
「なに……?」
233:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/29(木) 01:10:26.61 ID:mwOZ0t6Co
「わたしの……大切な人たちに――」
と言いかけたところで倒れそうになる
234:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/29(木) 01:11:44.74 ID:mwOZ0t6Co
そして、アイリスは意識が薄れゆく真姫の前に座った
(真姫様……聞こえますか……?)
235:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/29(木) 01:13:48.93 ID:mwOZ0t6Co
しかし、2度目に病室を訪れた時
真姫はアイリスの姿をらくがき帳に描いていた
236:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/29(木) 01:14:58.46 ID:mwOZ0t6Co
真の命令ではなくアイリス自身の意思で真姫を守れたことが嬉しかった
237:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/29(木) 13:08:31.70 ID:mwOZ0t6Co
―― 病室
ガバッ
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