八幡「異本・たとえばこんなバースデーソング」
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63: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 20:15:33.19 ID:/+LAMdvF0
「俺はこれを」

「隼人君もありがとう、この化粧水、大事に使うね」

「ああ、そうしてくれると俺も嬉しいよ」
以下略 AAS



64: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 20:21:05.57 ID:/+LAMdvF0
「小町からはこれです、結衣さんに気に入って貰えると嬉しいですっ」

「小町ちゃんもありがとう、ご飯、すっごく美味しかったよ!」

 そして小町からはアロマオイルとキャンドルのセットが渡される。
以下略 AAS



65: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 20:23:48.88 ID:/+LAMdvF0
「由比ヶ浜さん、これ、受け取って貰えるかしら」

 雪ノ下が恥ずかしそうにプレゼントを渡す。

 丁寧に包装された袋を開けると、一際喜んだ声で由比ヶ浜は声を上げる。
以下略 AAS



66: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 20:28:34.85 ID:/+LAMdvF0
「どう……かな……」

「あ、ああ……良く似合ってると思うぞ……」

 頬を掻きながら、俺は一言、そう言った。
以下略 AAS



67: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 20:30:20.96 ID:/+LAMdvF0
   ×   ×   ×

「結衣先輩、せっかくですし、何か皆さんに一言どうぞ!」

「いろはちゃん……うん、そう……だね」
以下略 AAS



68: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 20:32:12.67 ID:/+LAMdvF0
   ×   ×   ×  

 それからしばらく。

 飲めや歌えやの祭りが終わり、後片付けも済んだ頃、夕日が差し込む教室で1人、俺は窓の外を眺めていた。
以下略 AAS



69: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 20:34:28.29 ID:/+LAMdvF0
「隼人君に優美子、とべっち達にいろはちゃん、さいちゃんにさがみん、ゆきのん、小町ちゃん、中二に……みんながお祝いしてくれた事もそうだけど。一番嬉しかったのは、ヒッキーがみんなと一緒にいてくれた事なんだ」

「由比ヶ浜……」

 その時だった、不意に背中に感じる、とても温かく、柔らかい感覚。
以下略 AAS



70: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 20:36:45.64 ID:/+LAMdvF0
「……それ以上はまだ、言わないでくれ、頼む」

「…………ヒッキー……」


以下略 AAS



71: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 20:39:58.91 ID:/+LAMdvF0
「ヒッキー…………」

「由比ヶ浜……」

 由比ヶ浜の腕を振り解き、俺は言葉を続ける。
以下略 AAS



72: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 20:41:17.35 ID:/+LAMdvF0
 エピローグ

 “誕生日”……。

 年に一度、自分がこの世に生を受けた事を感謝する記念日であり、その親や友は、その者がこの世に生まれて来てくれた事に感謝し、その者の健やかなる成長を願う日でもある。
以下略 AAS



73: ◆A95oCT.s2k[saga]
2017/06/18(日) 20:46:14.57 ID:/+LAMdvF0
終わりです。

創作自体数年ぶりで久々に投下してみましたがいかがでしたでしょうか。


以下略 AAS



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